What's New
2026.09.09お知らせ
Scientific Reportsに論文が掲載されました
「Associations between early maladaptive schemas and other-directed interpersonal emotion regulation」が,Scientific Reportsに掲載されました。
本研究では,幼少期から形成される持続的な認知・感情のパターンである「早期不適応的スキーマ」が,自分自身の感情調整だけでなく,他者の感情に働きかける「対人感情調整」とどのように関連するのかを検討しました。
日本人成人400名を対象に調査を行った結果,他者を優先しやすいスキーマ傾向(Other-Directedness)が,他者の状況を肯定的に捉え直すことを助ける働きかけや,気晴らしを促す働きかけと関連することが示されました。一方で,スキーマ間には相互の関連も強く,分析モデルによって関連のパターンが異なる部分もみられました。
これまで早期不適応的スキーマは,主として「自分自身の感情をどのように調整するか」という観点から研究されてきました。本研究は,スキーマが「他者の感情にどのように関わるか」という対人的な行動にも関係している可能性を示したものです。
論文はこちら